サーフィンを始める 冬
おしゃれメンズの趣味としてサーフィンの始め方をご紹介させていただきました。
季節はすでに秋から冬へ突入し、本格的にサーフィンにとりくんでいる方達もだんだん冬支度が進んでいます。以前ご紹介した季節は夏。やはりサーフィンと言えば海、海と言えば夏が本番ですね。
1年と通してサーフィンをする方でも夏は日照時間も長く、着るものが少なく暖かい気候で楽しめる夏が大好き。とは言え、サーフィンの上達に関していえば冬は波も無く、寒さでモチベーションも上がらないなかですが、春~夏に向けて上達するには冬をどう過ごすかで大きく変わってきます。
出典:https://shonan-slowlife-antique.com/
サーフィンを始める大きな動機の一つでもある、サーフィンが上手になって夏に女性の前で格好をつけたい!
十分な理由だと思います。
すでに年末に差し掛かっており、2024~2025年へ移るタイミングでもありますが、本気でサーフィンに取り組むなら冬から始め、夏までにはなんとか最低限サーフィンができるように取り組むことをおすすめします。
冬は防寒用に揃えるものが多く、費用もたくさん掛かりますが、体型が変わらなければ何年も使える丈夫なものが多いのでそれぞれの地域やシチュエーションに応じて日一つ一つ揃えていくのが良いでしょう。
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冬にサーフィンを始めるために
何を始めるにしても最低限の装備をそろえる必要があります。冬と言っても年末にかかる~12月と1~2月とでは気温や水温など2月くらいがピークになりますが、海は想像通りものすごく寒いです。
もし、夏の間にサーフボードやリーシュコードなど最低限サーフィンができる環境が整っているようでしたら冬用のサーフギアを揃えるだけで大丈夫です。冬でもサーフィンを楽しむためにはそういった季節を超えてサーフィンができるよう装備を揃えていきましょう
【参考記事】
サーフィンを始めるための準備や海でのルール、基本的なコトは↑の記事からしっかり学びましょう。
冬にサーフィンを楽しむための道具
前述したように、冬にサーフィンをするために最も大事なことは防寒です。気温はもちろん、水温も冬は圧倒的に冷たいです。
そんな冷たい海で凍えてサーフィンができないのでは本末転倒です。その季節にあったウエットスーツや手・足・頭などの防寒アイテムはマストと言えます。
冬用ウエットスーツ
2024年サーフィンを始める。おしゃれメンズの趣味 Vol.1
3ミリジャージフルスーツ
冬用のウエットスーツはほぼ決まっており、画像でいうと冬~春、秋~冬にかけては3ミリフルスーツがおすすめ。3ミリというのは生地の厚さで、表面が布生地のジャージ素材で手足がそれぞれ長く、風が冷たくなってきたけどまだ水温は少し温かい季節に向いています。
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ジャージ生地は動きやすく、寒さにも強いため秋の初旬くらいから着られる方も多いです。極端に言えば水温は暖かい夏でもクラゲなどの海洋生物による皮膚被害や、安全具としてしようするなら1年中着られるのがジャージフルスーツです。
極端に寒い季節以外はどの季節でも使えるメリットがあります。
5ミリラバーフルスーツ(セミドライ)
早くて11月中旬~2月末くらいまでの真冬に使用するのは5ミリフルスーツ。素材は色々ありますが、一番スタンダードなのは生地が厚手のジャージと部分的にラバー(ゴム生地)が使われているもの。冷たい水温や風に強く、極寒使用のウエットスーツです。セミドライスーツと呼ばれ、雪が積もるような極寒地域でもなければ国内ほとんどの地域で冬に使えるウエットスーツです。
出典:https://surfinglife.jp/
モデル:JPSA公認プロ 安室 丈選手
各ウエットスーツブランドから発売されているセミドライスーツ。冬でも快適にサーフィンが楽しめたり、競技に取り組めるよう最新のテクノロジーが駆使されているウエットスーツです。
海水の進入を防ぐのはもちろん、裏地も起毛が使用されていたり、ラバーのスーツはどうしても厚さから動きにくかったりするのですが、近年のラバースーツはとて柔らかく、暖かく、ストレスなくサーフィンに取り組んでもらえます。
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冬用アイテム
ウエットスーツはもちろん最低限の装備だとして、冬の海は風も海水も冷たく、サーフィンという目的が無ければ非常な過酷な環境です。
そんな過酷な環境でも楽しんでサーフィンができるよう、冬はもう少し付属アイテムを揃える必要があります。ご紹介した5ミリフルスーツ着用時に合わせる冬用マストアイテムを紹介します。
サーフグローブ
グローブを付けてサーフィンするのと驚かれる方も多いかもしれません。サーフグローブもウエットスーツと同じように、ラバー生地を使用し、厚さも自由に選べます。
どこの地域でサーフィンするかによって海水温度が全然違うので、いろいろ使い分けてみてはいかがでしょうか。無いまま耐えて越冬する方もいますが、さほど邪魔にならないので使用した方がよいと思います。
相性やシチュエーションに応じて使い分けられたら理想ですが、初心者の方は1.5mm~3mmの間で選べばとりあえずなんとか冬はしのげると思います。
サーフブーツ
ここでもやはりブーツを履いてサーフィンをするのと驚かれる方も多いと思います。サーフブーツは冬にサーフィンをするのに必ずと言っていいほど必要なサーフギアです。
サイズが合わないとパフォーマンスに支障がでるので、靴と同じでジャストサイズを選ぶのが基本です。
海水の冷たさから大事な足を守る防寒と、実はブーツの裏にはサーフボードに立つための特殊な加工がされており、ワックスを塗らなくてもサーフィンができます。グリップがよく、慣れてしまうと逆にふんばりが効くためブーツをはいた方がサーフィン調子良いなんて方もいます。
ブーツもグローブと同じで厚さが選べます。あまり厚いと足の位置が分かりづらかったり、しっかりグリップできているかが分かりづらいデメリットもあります。
防寒用なので厚くて丈夫なものを選ぶのは必要なことですが、サーフィンのパフォーマンスへの影響も踏まえて選ぶと良いでしょう。
ヘッドキャップ
一昔前はヘッドキャップをしているサーファーは少なかったイメージですが、近年はヘッドキャップ自体のクオリティやデザインなども向上し、実際に着用して海に入る人も多いのもあって真冬時期ではヘッドキャップをかぶるサーファーが多く見られます。
見た目は少し地味に見えますが、その威力は絶大で、まずは接触などによる頭部への傷害の回避、防寒アイテムの中でも常に海の外にでている頭部から首を保護してくれるので耳や頭頂部の寒さには絶大な威力を発揮します。
一度着用したら冬の間は外せないマストアイテムになりつつあります。冬にサーフィンをするなら絶対持っていたいアイテムの一つです。
サーフブランドによってデザインなども豊富。サイズに注意して選ぶのが良いでしょう。
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あったら嬉しいアイテム
これまで、冬にサーフィンをするための最低限の装備をご紹介いたしました。これまでご紹介したものだけでも十分越冬できるだけの装備ですが、ここではプラスアルファ、あったらもっといいよねというアイテムをご紹介します。
ホットカプセル
ホットカプセルとはウエットスーツの下に着るインナーです。素材はジャージのウエットスーツに近く、そもそもウエットスーツの下に着るように薄く、暖かく作られた物になります。
セミドライスーツの下にきると少しかさばるイメージなので、今年はセミドライスーツが購入できないので3ミリジャージで越冬しようという方、安価で購入でき、重ねて着ることで保温性を高められるため実際に着用される人も多いです。
ホットジェル
ホットジェルとは海に入る前に体にぬるジェルです。塗った箇所が発熱し、ウエットの内部を暖めてくれる素敵なジェルです。
ホッカイロ的な役割ですが、塗り心地と感じ方に個人差がでるため一度試してみてもいいかもしれません。
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サーフィンを始める 冬まとめ
何歳になっても新しいことを始めるのに遅くはありません。どのような趣味でものめり込むことでたくさんの費用は掛かりますが、それ以上の満足感を得られること間違いありません。
その満足の中の大きな部分は目的を達成できること、もっと上達することができるとわかって続けたいと思うことだと思います。今更プロになりたいとかではなく、少なからず人生を豊かにする一つの術ではあると思います。
現在はサーフィン自体すごく盛り上がっていて、かなり高齢の方でも出られるアマチュアの大会も多く、同じ世代で頑張っている人達と趣味の話で盛り上がることもできます。
サーフィンは若者だけのスポーツではありません。自然と戯れ、自然を愛し、過酷な状況でも自分を追い込み、さらに向上していく。新たな人生設計にサーフィンを是非、追加しチャレンジしてみて下さい。
人生を変えるのは他人ではなくあなた自身なのです。