おしゃれメンズは趣味もやっぱりおしゃれ!第4弾
ということで人気の趣味を紹介してきました。
おしゃれメンズは趣味もおしゃれ説 Vol.1
おしゃれメンズは趣味もおしゃれ説 Vol.2
おしゃれメンズは趣味もおしゃれ説 Vol.3
今回は中でも世代を問わず愛されるスポーツでもあるサーフィンにスポットを当ててみました。
おしゃれメンズの趣味はサーフィン
出典:http://tanrom.net/surfmote/
おしゃれメンズで何かしら海やサーフィンに関わっている方は多いと思います。
自身が実際にやっている、知り合いがやっているなど長い歴史の中で、今や日本の文化の一つともいえるほど生活に浸透してきています。
現在、実際にサーフィンをやっている方だけでなく、これから始めようと思っている方でも、なぜかチャラいイメージの強いサーフィンですが、起源や歴史を知ることでさらに自信をもってサーフィンに取り組んでいただきたいと思っております!
是非、飲み会などでサーフィンうんちくを語って下さい!
サーフィンの歴史
古代サーフィン:he enalu
サーフィンの起源は西暦400年頃、ハワイやタヒチに住んでいた古代ポリネシアの人々が始めたとされています。
当然、今みたいなサーフボードがあったわけはなく、海の民と呼ばれた古代ポリネシアの人々が生活の糧、漁業に使っていたアウトリガーカヌーという転覆に強いカヌーで、漁業の帰りに波に乗って帰ってくるという、あくまでも漁業の技術の一つとして「波乗り」が自然にありました。
その後、あまりの楽しさから波乗りが一人歩きを初め、カヌーは次第に小さくなり、オロやアライヤと呼ばれる現在のサーフボードの原型が誕生したと言われています。
しかし、残念なことにヨーロッパ人で初めてサーフィンを目撃したイギリス人の探検家ジェームス・クック船長が航海日誌に書き残したことにより、ポリネシアの島々にヨーロッパの文化や宗教が押し寄せました。
宣教師たちは布教の妨げになるとして、サーフィンを禁止し、サーフボードを燃やすなどする中で、古代サーフィンは一度、終焉を迎えることとなります。
と、このままだと終わってしまいますね!
近代サーフィン
出典:http://lovelovelovesea.com/surfing-history/
20世紀初頭頃、ハワイのワイキキで再びサーフィンする動きが起こります。
当然、教会の人たちは阻止しようとしましたが、ワイキキの海岸だけはそれを黙認したと言われています。
ヨーロッパはアメリカから移住してくる人たちを海難事故から守るためだったのではと言われています。
これを機に従来のハワイアンだけでなく移り住んできた人達もサーフィンを楽しむようになります。
急速な観光地化を推進していたハワイにもライフガードが必要で、その役割を担ったのが「近代サーフィンの父」ともいわれるデューク・カハナモクでした。
デューク・カハナモクはサーフィンだけでなく、スイマーとしても卓越した技術の持ち主で、オリンピックなどの国際大会で常に優秀な成績を納め、一躍世界的なスターとなります。
デューク・カハナモクは招かれた国々でサーフィンの楽しさを広めていったと言われています。
その後、スポーツとして大きな発展に繋がっていきました。
国民的なスポーツとなったオーストラリアでは彼の偉業を称えるためにフレッシュウォーター海岸には彼のブロンズが建てられています。
こうして近代サーフィンは世界各国で急速に発展していくことになります。
ハワイ、カリフォルニア、オーストラリアでは多くのサーフィンクラブが組織され、独自の個性を持ったサーフィンスタイルや独創性をもったサーフボードが誕生していきます。
日本サーフィンの誕生
出典:http://lovelovelovesea.com/surfing-history/
日本でサーフィンが始まったのは1960年頃、アメリカ人が湘南や千葉の海でサーフィンをしているのを見た地元の子どもたちが真似て作った「フロート」というボードは最初だと言われています。
その後、その青年たちにより1965年には日本サーフィン連盟が発足し、その翌年の7月、第一回全日本選手権大会が99名の選手にて開催されました。
日本サーフィン連盟は1984年に国際サーフィン連盟に加盟し、今日に至るまで数々の優秀なサーファーを輩出してきました。
ちなみに2017年、第52回となる全日本選手権大会は静岡県は磐田の豊浜海岸でつい先日、開催されました。
と、大変古い歴史をもつサーフィンというスポーツは今や若者達のチャラいスポーツとしてもあまり良い印象をもたれない傾向も見られます。
私もサーフィンを愛する一人として、スポーツとして歴史を感じ、海や自然を愛し、ルール、マナーを守れる紳士のスポーツとして今後もさらに発展していくことを願っています。
こんな歴史を飲み会で語ることはないかもしれませんが、サーファーの方は歴史の重みを感じ、先人に感謝しこれからもサーフィンに没頭してくださいね!
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