2024パリオリンピックサーフィン会場聖地タヒチ島チョープーとは

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2024パリオリンピック サーフィン

2024年7月24日~8月11日までパリで行われる夏季オリンピックが盛大な盛り上がりを見せています。日本選手のメダルラッシュが続く中、サーフィン競技はパリから15,000キロ離れたタヒチ島チョープーという世界屈指の波が立つサーフィンの聖地にて行われています。

サーフィン競技の内容や日本代表選手、海外の有力選手、チョープーとは?なぜそんなに遠い会場で行われているのかなど、オリンピックサーフィン競技を深堀りします。

がんばれ日本!!!

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オリンピック会場 タヒチ島チョープーとは

サーフィンをしない方からするとチョープーという地名自体はあまり聞きなれないかもしれません。タヒチ島と言えば南国のリゾート地として青く綺麗な海で有名なリゾート地としてイメージされる方は多いと思います。

タヒチ島チョープーとは

チョープー(Teahupoʻo)とはフランス領ポリネシア・タヒチ島にあるサーフスポットで、毎年サーフィンのワールドツアーでWCT(ワールドチャンピオンシップツアー)のイベント会場にもなっています。


画像出典:https://ujusansa.si/

サーフィンの聖地と呼ばれる所以は天候によっては10ftを大きく超えるビックウェーブが出現し、熟練のプロサーファーでも苦戦する世界屈指のチュープウェーブ。リーフブレイクから発生する綺麗なチューブウェーブに見えるが、水の量、波のパワー、サイズのすべてがスケール違いで、サーファーの憧れと共に、挑んだサーファーの心を平気でへし折るパワフルな波が最大の特徴。


画像出典:https://www.tripadvisor.jp/

自然豊かな島国でサーファーの憧れであると共に、世界有数のリゾート地としても知られるタヒチ島にあるサーフィンスポットです。

2024夏季オリンピックが開催されているパリからは実に15,000キロ離れた場所にあります。

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タヒチ島チョープーが会場に選ばれた背景

大会会場を選ぶにあたり、5つの候補地の中から、2024年パリ五輪の大会組織委員会が、サーフィン競技の会場にフランス領ポリネシア・タヒチ島を選んだことを発表し、これを受けて、国際サーフィン連盟(ISA)とワールド・サーフ・リーグ(WSL)の承認を得て決定した。

IOCは数の候補地がある場合は開催都市に最も近い場所を選ぶ傾向があるというが、2024パリオリンピックのサーフィン競技会場には本国から約1万5000キロ離れており、フライトには23時間も要するタヒチが選ばれた。


画像出典:https://waval.net/

チョープーは夏にほぼ確実にサーフィンに適した波が期待できることや競技環境や五輪期間前半の実施で選手が閉会式に参加可能であることなど、フランス領を含む連帯感の醸成などを理由からタヒチが選定されたという。

文章引用:https://www.surfnews.jp/

オリンピック サーフィン日本代表

日本は今や世界と対等に戦えるだけの環境と実力が備わっています。そんな国内の厳しい選考を勝ち抜いたパリオリンピックサーフィン代表選手を紹介します。

五十嵐 カノア


画像出典:https://boardriders.co.jp/

【PROFILE】

誕生日:1997年10月1日生まれ
出身地:アメリカ・カリフォルニア州ハンティントン

サーファーの日本人夫妻の元に1997年に誕生。サーフィンをするためアメリカ合衆国・カリフォルニア州に移住した2018シーズンのWSL CT参戦前に登録籍を日本に変更し、日本人として初のWSL CT選手となった。
日本での在住経験はないが、毎年のように墓参りなどに訪日するなど、日本との絆は深い。WCT(ワールドチャンピオンシップツアー)での優勝経験もあり、東京オリンピックでの銀メダルは記憶に新しい。

今、日本で一番メダルに近い選手です。

稲葉 玲生


画像出典:https://www.sponichi.co.jp/

生年月日:1997年3月24日生まれ
出身地:千葉県一宮町

プロサーファーである父親が千葉県一宮町でサーフショップを営み、小学生のころから大会などで成績を残してきた日本屈指のプロサーファー。グーフィースタンスのパワフルで、野獣のように波を切り刻むサーフィンが特徴的。

コナー カワサキ オレアリー


画像出典:https://www.kaidouraku.net/

生年月日:1993年10月12日生まれ
出身地:オーストラリア

オーストラリア出身だが、日本人の元プロサーファーの母親とオーストラリア人の父親の間に生まれたハーフ。現在は五十嵐カノアと同じくWCT(ワールドチャンピオンシップツアー)でトップ選手として戦っている。

大きな体から繰り出すパワフルなアクションだけでなく、日本のパワーの無い小さな波まで乗りこなすしなやかなサーフィンが魅力。

松田 詩野


画像出典:https://www.sponichi.co.jp/

生年月日:2002年8月12日生まれ
出身地:神奈川県茅ケ崎市

国内屈指のサーフィンの聖地、湘南茅ケ崎に育ち、小学生でサーフィン検定1級に合格。中学2年生でプロ公認資格を取得する。現在はWCTを目指し、世界中の大会に参戦中。

容姿端麗、小柄な体からは想像もできない大きなラインを描くサーフィンが魅力。


画像出典:https://www.sponichi.co.jp/

前回大会や冬季オリンピックなどでも注目を浴びるいわゆる横ノリ系スポーツ。冬季オリンピックで言えばスノーボードの平野 歩の金メダルは記憶に新しいし、夏季オリンピックでは前回大会のスケボー競技では男女共に金メダルを獲得している。

サーフィンのレベルもWCT選手を中心に世界レベルへと近づいてきている。
世界の強豪を相手に戦う日本人サーファーを是非チェックし、応援してあげて下さい。

がんばれニッポン!

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2024パリオリンピック サーフィン海外有力選手

Filipe Toledo(フィリペ・トレド)


画像出典:https://instagrammernews.com/

出身国:ブラジル サンパウロ

WCT(ワールドチャンピオンシップツアー)で2年連続ワールドタイトルを獲得し、現在最もホットなブラジリアンサーファー。大きなラインはもちろん、得意とするエアーを武器に巧みな試合運びにも注目。日本にとっては今大会一番の要注意人物でもある。

Gabriel Medina(ガブリエル メディナ)


画像出典:https://www.surfnews.jp/

出身国:ブラジル

フィリペ・トレドと同じくブラジル代表選手。同国では初めてワールドタイトルを取った選手として英雄と称えられる。体全体を使ったアグレッシブなサーフィンとやんちゃな性格からくる物怖じしない攻めのサーフィンが特徴。

John john Florence(ジョン・ジョン・フローレンス)


画像出典:https://www.bcm-surfpatrol.com/

出身国:アメリカ ハワイ

ハワイ生まれで生粋のビッグウェーバー。ワールドタイトルも2度獲得し、世界一のサーファーとして知られている。まるで力が入っていないように見える脱力系のライディングだが、ハワイのビッグウェーブで培った大きなラインのサーフィンやチューブ、エアーと多彩なサーフィンが特徴。

Griffin Colapinto(グリフィン・コラピント)


画像出典:https://surfmedia.jp/

出身国:アメリカ カリフォルニア

世界を代表するサーフィンのメッカであるカリフォルニアはサンクレメンテ出身のサーファー。常にワールドツアーの上位に位置し、そのサーフィンのスタイルやセンスは日本の若者からも絶大な人気を誇る。今大会大注目の選手です。



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オリンピック サーフィンまとめ

多くのアスリートが目指すオリンピックの舞台。それぞれの国内の厳しい選考を勝ち抜いたほんのひと握の選手たちの熱き戦いはそれだけでも人々の感動を呼びます。サーフィンは人口こそ多いし、知名度は有りながらも、日本国内でのプロスポーツとしてはまだまだマイナー競技と言えると思います。

2024年パリオリンピックではそんなサーフィンの魅力や過酷さ、チョープーというタヒチ島のサーフポイントのすばらしさが伝われば幸いです。

日本のサーフィンがもっともっと発展することを願っています。






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